学校の勉強との両立
曲が進んで難しくなってくると、学校の勉強や部活動などと練習の両立が大変になってきます。せっかく小さな頃から積み上げてきたのに途中でやめてしまわなければならないのは、ピアノを教える立場というだけでなくても、とても残念です。
今まではそれでも、どちらかを選択するのは当然と思っていましたし、人間身は一つなのにそんなどれもこれもやれるわけはない‥と、諦めていました。
でも、本当にそうでしょうか?短い時間の中でも、音楽の深いところでの理解や、集中力を養う事で、かなりなところまで両立は可能ではないかな、と、思い始めています。

「ショパン: ワルツOp.34-No.2 スカルラッティ:ソナタL.23」
Mさんは小6で、この春中学生になります。とてもよく練習してきてくれて、毎週コンスタントに5冊の曲集と、ソルフェージュの他にも伴奏付けや作曲もしてきます。
お家でインコを飼っているので、素敵な小鳥の曲などを作って聴かせてくれます。調性の把握もできているので、譜読みも早くできるようになってきました。
この日のショパンやスカルラッティの演奏も教わったことだけでなく、かなり独自の感覚や主張があったように感じました。
「音を作るように弾く」事ができるのは素晴らしいと思います。

「シューベルト:「楽興の時」Op.94-No.3,No.5」
Tさんは4歳の時からレッスンに来ていました。リトミックもやっていたので、音楽的な感覚が育っています。
今中学生ですが、受験勉強をしている時も欠かさずにレッスンに通ってきていました。音楽〜ピアノ〜を楽しんで弾いているのが伝わってきて、いつもこちらも楽しんでいます。
また、先日お母さんが中学校での合唱の伴奏の録画を送ってくれて、かなり強弱のあるスケールの大きな素晴らしい演奏でびっくりしました。自分でしっかりと仕上げて弾いたようです。
シューベルトも3番のリリカルなものと勢いのある5番の対比がとても良かったです。

「ショパン:バラード第4番 Op.52」
今年高3になるKさんはまさにピアノと勉強の両立をしっかりとやってきました。
色々なコンクールで入賞して、学校でも特待生として勉強しているようです。
今までもいつも難しい曲に挑戦して来ましたが、今回はバラードの4番を演奏しました。音楽的にもかなり難しいのですが、アナリーゼ(分析)をしたり、良く練習して、すばらしい演奏になりました。


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